マイクラプログラミング教室意味ない？コードを見せて解説します

プログラミング教室&学習塾インベクト春日井校の講師の藤井です。

今回はマイクラのプログラミング教室って本当に意味あるの？という疑問にお答えします。

結論から言ってしまうと、十分意味があります。

「子供にプログラミングを学ばせたい」、「子供がプログラミング教室に行きたいと言っている」

しかし、マイクラでプログラミングって実際にどんな感じなのか分からない。

本当に意味があるのだろうか？

そんな疑問がありますよね。

実際のプログラムをお見せしながら解説しますので、分かりやすい内容となっています。

マイクラプログラミング教室で身につくスキル

※上記のリストから読みたい項目へ移動することができます

まずは、マイクラプログラミング教室で育むことができるスキルについて見ていきましょう。

プログラミング力

マイクラプログラミング教室では、当然プログラミングスキルを学ぶことができます。

「でもゲームだし、レベル低いんじゃないの？」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。
入門者にとっては十分なレベルのプログラミングを学習することが可能です。

これは、マインクラフトのプログラミングツールであるMakeCode(メイクコード)で1段の四角柱を作成したものです。

四角柱の上にちょこんと立っているのは、エージェントです。
エージェントをプログラミングで操作することで、エージェントに四角柱を作成してもらいました。

動画はエージェントが四角柱を作成している様子です。

後程、このソースコードを見せながら解説しますが、プログラミングの基礎が分からないと作ることができません。
これは制作物として簡単な部類ですが、プログラミングの基礎である順次処理、分岐処理、ループ処理を使用しています。

これを誰にも教えてもらわずにソースコードを組むことが出来れば、しっかりプログラミングの勉強をしていると言えます。

逆に、これが自力で作れない場合プログラミングの勉強不足ということになります。

もし、マイクラのプログラミング教室でこのレベルのことを教えてくれないのであれば・・・

「そのマイクラのプログラミング教室は意味がない」と言えるかもしれません。

もし、自分の子供がマイクラのプログラミング教室に通っている場合、「この四角柱の作り方なんとなく分かる？」と聞いてみると良いかもしれません。

論理的思考力

プログラミングを学習することで論理的思考を身につけることができます。

先ほどの四角柱をプログラミングする時のことを考えてみます。

プログラミングをする時、最初にすることは作りたいものを考えることです。

今回は完成物に四角柱を設定しました。

では、その四角柱を作成するためにはどのようなプログラミングをする必要があるでしょうか？
それを考えなければなりません。

つまり、四角柱を作成するためには、結論(四角柱)に対して、筋道(プログラミング)を立てるという論理的思考が必要です。

プログラミングには、このプロセスが必要であるため、論理的思考を鍛えることができるのです。

創造力

マインクラフトとは、建造物などを自由に作成することができます。

自由な発想で、好きな物を作ることが出来ます。

好きな物を作ることで、自分を表現することができます。

絵を描くことに似ていますよね。

画家って凄いと思いませんか？
めちゃくちゃ絵が上手で、独特の表現力があり、1枚の絵が何万円、何十万円、何百万円になりますよね。

それは彼らが、何枚も何枚も絵を描いてきたからこそ培われたスキルの賜物です。

マインクラフトも絵と共通する創造性を養うことが出来ます。

クリエイターとしての素養を育むことが出来るしょう。

計画力

マインクラフトでは、巨大な構造物として、1つの街を作ることもできます。

しかし、巨大な構造物を作成する場合、多くの時間が必要となります。

その時に必要となるのが計画性です。

いつまでに、この箇所を作成するという計画を立案、実行することで作業を最適化できます。

実はこの計画というものは、システム開発では必ず作成されます。

計画性の重要性を理解し、実際に計画を立案、実行することができれば、エンジニアとしての素養も育むことができます。

持続力、継続力

スポーツや学力が上達する上で重要なものは、持続力と継続力です。

持続力とは、1日の内に出来るだけ長く集中して物事に取り組む能力のことです。
継続力とは、長期間にわたり1つの物事に取り組む能力のことです。

マインクラフトでは、創作物を完成させるために1つ1つの建造物等を作成する必要があるため、持続力と集中力を養うことが出来ます。
また、ゲームであるため楽しく行うことが出来ます。

創作物の規模が大きくなれば、継続性をもって作成に取り組む必要があり、継続力を養うことができます。

さらに、創作物を完成させることで「やり遂げる力」を養うこともできます。

空間把握能力

マインクラフトで街を作成する場合、道路の配置、建物の配置、自然の配置など様々な物体同士の距離を把握する必要があります。
建物を作成する場合は、その構造を把握する必要があります。

そのため、創作物を作成する過程で空間把握能力を養うことが出来ます。

マイクラプログラミングのソースコード

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マイクラで四角柱を作成するMake Code

これが、四角柱を自動で作成する、MakeCode(メイクコード)です。

変数名は子供にも分かりやすいように一部カタカナを使用しています。

簡単な作りではありますが、プログラミング基礎要素が入っており、十分プログラミングの勉強になることが分かります。

変数、多重ループ、条件分岐を使用しています。

変数の値を変更することで、意図した動作を行うことができています。

このようにプログラミングの基礎要素が含まれ、変数の扱い方に慣れることも可能であり、良い勉強になると考えられます。

また、MakeCodeの良いところは、ブロックで組んだ後、それをPythonやJavaScriptに変換してくれるという点です。

マイクラで四角柱を作成するPython

このように画像上部にある、Pythonというボタンをワンクリックするだけで、ブロックがPythonに変換されます。

ブロックでプログラムを組んだ後に、Pythonではどのような書き方になるのかをすぐに確認することができ、非常に学習しやすくなっています。

マイクラで四角柱を作成するJavaScript

こちらはJavaScriptに変換したものになります。

Pythonだけではなく、JavaScriptについても学ぶことができます。

複数の言語を学ぶことが可能であり、非常に良い機能です。

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか？

なんとなく、マイクラでするプログラミングがイメージできたのではないでしょうか。

マイクラのプログラミングはブロックを組むことで行うことが出来、実際にゲーム画面が動くため、理解を深めやすいです。

プログラミングの基礎要素もしっかりと学ぶことができることが分かりました。

マイクラのプログラミング教室は意味があることが分かりましたよね。

もし、愛知県春日井市や周辺地域に住んでいる方がこの記事を見られている場合、是非当教室、プログラミング教室＆学習塾インベクト春日井校をご検討ください！

ありがとうございました！